スマートウォッチ、スマートグラス、健康管理機器などを含めた「ウェアラブルデバイス」の広告市場が本格化するとの予測が出てきている。その裏付けになるかもしれないデータを米シスコシステムズが2014年2月14日に発表している。同社が発行した2013年から2018年までの5年間の世界モバイルデータトラフィックを調査・予測したレポート「Cisco Visual Networking Index Global Mobile Data Traffic Forecast for 2013 to 2018」によると、世界全体のウェアラブルデバイスの総数は、2013年の2170万台から2018年には1億7690万台へと増加する見通しだ。
さらに世界のモバイルトラフィックが今後4年間で約11倍に増加すると予測され、その要因の1つとしてウェアラブルデバイスの台頭が挙げられている。
同レポートではウェアラブルデバイスはM2M(機器間接続)のサブカテゴリとして扱われている。M2Mがモバイルデバイス総数に占める割合は、2013年の約5%から2018年までには約20%に上昇。同じくM2Mがモバイルトラフィックに占める割合は、2013年の約1%から約6%まで上昇すると予測されている。
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