集英社は、アプリ「LINE」上で提供している「Seventeen」と「non・no」のLINE公式アカウント内で、ユーザーに対し、広告主の販促クーポンや告知メッセージなどを配信できる「LINEコラボアカウント」を開始した。出版社の「LINEコラボアカウント」は、国内出版業界初で、2014年内は集英社に限定された取り組みとなる。
国内出版業界の公式アカウント内では現在、「Seventeen」が友だち数ナンバー1、「non・no」が友だち数ナンバー2となっている(2014年10月7日現在、「Seventeen」の公式アカウントの友だち数は94万8470人、「non・no」は94万876人)。かねてより、広告主から母数の多さに注目され、同社には「LINEを使った施策はできないか?」という声が多数寄せられてきた。そこで今回の取り組みを開始するに至った。
「LINEコラボアカウント」の開始により他にも、広告主の動画の配信、ユーザーへのアンケートの実施、ECサイトへの送客なども可能となった。同社は今後、2誌の主な読者である10代~20代前半の若者、約189万人の友だちへのリーチを目指す。