電通は、11月1日付で、インターネットに次ぐ新たな産業革命と期待されるロボットビジネスに取り組むため、社内を横断する組織として「電通ロボット推進センター」を立ち上げた。
現在、ロボット産業の国内市場規模は約9,000億円。経済産業省の予測によると、2035年には約10倍の9.7兆円に成長する見込みだ。産業用ロボットに加え、今後は家電、住宅設備、自動車などのロボテクといわれる分野や、医療、介護、物流、警備、エンターテインメントなどのサービス分野で市場が急拡大していくと期待が高まっており、ロボットテクノロジーが横串となって、あらゆる産業にイノベーションが起こる未来が想定される。
「電通ロボット推進センター」は、新しい産業の創出に貢献することと、ロボットを新しいコミュニケーションメディアとして育成し、将来的に人とロボットが共生できる社会の実現に貢献していく。同社がこれまで培ってきたプロデュース力、プランニング力、クリエーティビィティーなどのコミュニケーションデザインに関わる知見と、ロボット開発に直接関わってきたノウハウを活用することで、「開発」「エージェンシー」「コンテンツ」の3つのビジネス領域から、顧客が抱えるさまざまなロボットに関する課題解決のためのソリューションを提供していく。
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