AP通信は、NCAA(全米大学体育協会)からデータ提供を受けて、カレッジスポーツについての記事作成を自動化し、これまで報道機関がカバーできなかった試合についても記事を提供する計画を明らかにした。自動化した記事の公開は今年の春から、野球のディヴィジョン1の試合を対象にスタートする。
記事作成の自動化にあたっては、NCAAが試合データを提供し、Automated Insightsの「Wordsmith」プラットフォームを活用する。Wordsmithはビッグデータを分析してパターンと傾向を見つけ出し、自然言語生成によってパーソナライズされた大量のコンテンツを生成することができる。
AP通信はすでに、Automated InsightsとZacks Investment Researchと連携して、米国企業の四半期決算レポートの自動化を行っており、四半期ごとに3000以上の記事を生成している。
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