Udemyは、教えたい人が講師として映像講座を公開できるオンラインの教育プラットフォーム「Udemy」を2011年に立ち上げた。現在、ビジネス、プログラミングから料理やヨガまで、ジャンルを問わない1万4000人以上の講師によるコースを、世界中で600万人以上の受講者が利用。世界最大規模のC to C(Consumer to Consumer)プラットフォームとして注目を集めている。
両社は2015年4月下旬から、日本版Udemyのサービス提供を開始する。子ども~社会人、シニア層まで含む全世代が対象で、ローンチ時コースの数は約300を予定。ジャンルは、幼児向け・学生向け授業、語学・IT/ビジネス系・その他スキルアップ系を網羅し、資格系やライフスタイル系も順次追加する。
「ITスキル」では HTML5、iOS 8、Photoshop、「ビジネス」ではマーケティング全般・MBA・経営戦略、「幼児向け」には、しまじろうアニメ・知育関連コースがある。価格は0円からで、講師が自由に設定できる。利用者は購入後、好きなデバイスで、ストリーミング型・ダウンロード型のいずれかによりコースをご受講する。両社は、安心で高品質な講義を提供できるよう、講師向け育成サポートプログラムを共同開発する予定だ。
【関連記事】
・オンライン動画学習サービス「スク―」、企業研修市場に本格参入
・オンライン講座「gacco」で開講中のMBA講義、受講登録者が8,000人を超える
・世界で注目の学習動画「カーン・アカデミー」、クラウドファンディングで日本語翻訳資金募集
・目指せハーバード! 海外トップ大学志望者向けの進学塾をベネッセが開講
・リクルート、小中学生向け教育事業に新規参入~『勉強サプリ』リリース