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実戦!Google Analytics徹底活用講座

第4回 Google Adwordsも分析できるGoogle Analytics


Google AnalyticsはGoogleが提供するCPC広告「Google Adwords」経由のアクセス数を計測できるという特徴を持っています。今回は、Google AdwordsとGoogle Analyticsを併用している場合の使い方を解説していきましょう。

アドワーズをはじめとした検索エンジン連動型CPC広告の基礎知識

 あなたはアドワーズを利用したことがありますか? 「初めて聞いた」という方のためにいちおう簡単に解説しておくと、アドワーズはCPC広告の一種。グーグルの検索結果の画面や、同社の広告掲載者向けプログラム「Google Adsense」を利用しているユーザーのサイトなどに表示されるキーワード広告のことです。なお、今までの連載においては、「Analytics」とアルファベット表記にしておりましたが、アドワーズとアナリティクスはつづりが似ていて見づらいため、本稿のみアドワーズ、アナリティクスとカタカナ表記にします。

Googleで「Web制作」で検索した結果の画面。
検索されたキーワードを基にして関連した広告を抽出し、検索結果の上部と右側に表示する。

 CPC広告では、アドワーズの他にオーバーチュアというサービスも有名ですね。アドワーズを例にとって説明すると、たとえばあなたがWeb制作業を営んでいて、「Web制作」というキーワードで広告を申し込んだとしましょう。そうすると、他の誰かがGoogleを使って「Web制作」というキーワードで検索したときに、検索結果の画面にあなたの広告を表示してくれます。うれしいことに、広告は表示されただけでは料金は発生しません。クリックされることで、初めて料金が発生します。CPC(Cost Per Click)広告と呼ばれるのはそのためです。

 ユーザーが入力した検索キーワードに合致した広告が掲載されるので、通常の広告と比較して、成約に結びつきそうな対象に宣伝をしやすいのが大きな特長です。また、1日に使う費用の限度額やクリック単価の上限なども設定できるため、予算に合わせて出稿量を細かく設定することも可能です。

 なお、クリック単価(出稿費用)は申し込むキーワードによって大きく異なります。人気のあるキーワードは1クリック数百円から数千円といった値段になることもありますが、逆にニッチなキーワードになると1クリック数円で出稿できることもあります。

 アドワーズの利用例については、最終ページで簡単に解説したいと思います。まずは、アドワーズ広告を申し込んだ際に、アナリティクスで解析をするための手順を、次のページから見ていきましょう。

アナリティクスで解析結果をチェックしよう

 では、実際にアドワーズに広告を出稿したと仮定し、アナリティクスの解析結果を見ていきましょう。アドワーズに関する解析結果を調べるには、アナリティクスの画面で、 「すべてのレポート」→「マーケティングの最適化」→「検索エンジン マーケティング」をクリックします。

 

 アドワーズに関する解析項目が4つ出てきます。ひとつひとつ見ていきましょう。

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この記事の著者

伊草 淳(イグサ ジュン)

1979年神奈川県生まれ。成城大学経済学部卒。雑誌編集者、Webディレクターを経て、現在は不動産デベロッパーに勤務。不動産管理業務と併せ、自社サイトの制作および運用を担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/10/25 20:40 https://markezine.jp/article/detail/222

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