電通は、ヤフー運営のオークションサイト「ヤフオク！」と共同で、11月4日より、リユースを通じて人の夢や未来を応援するクラウドファンディングサービス「reU funding（リユー ファンディング）」の提供を開始する。

　「reU funding」は、プロジェクトの賛同者が「ヤフオク!」を通じて、使わなくなったモノを売ったり、プロジェクト実行者の大切にしてきたモノなどを買ったりすることで生まれたお金を、賛同するプロジェクトに支援できるサービス。

　プロジェクト第1弾は、建て替えのため本館を閉じた「ホテルオークラ東京」がプロジェクト実行者。旧本館の客室やレストランで使用されてきたテーブルセットやソファーといった家具など300点以上を出品する。これにより同館の想い出の共有と、こどもたちにオーケストラ教育を行っている団体「エル・システマジャパン」への支援を行う予定。

　なお、現時点では、プロジェクトの実行者は法人・団体のみとなっている。

【関連記事】
・クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」、バリュープレスと提携
・映画のクラウドファンディングプロジェクトを後押し！映画.comとMotionGalleryが提携
・ベクトル、クラウドファンディングサービス「Makuake」を活用したPRコンテンツ提供
・DNP、クラウドファンディングとTV番組を活用した出版関連コンテンツ制作支援サービスを開始
・朝日新聞社、クラウドファンディングサイト「A-port」オープン