デジタルインテリジェンス(以下DI.)は、テレビCMの到達実態を可視化する指標として、新たにGAP(グロス・アテンション・ポイント)を提唱。テレビCMに対する視聴者の注視行動(アテンション)の累積を、テレビCMの効果指標に組み込むためのコンサルティングサービスを開始した。
広告に対するアテンション(注視)の獲得は企業にとって関心の高いテーマだ。テレビをつけながらテレビ画面の前にいない、あるいは手元のスマートフォンに注意を向けて断片的にしかテレビを見ていない状況があるなかで、テレビに露出されるCMが実際にはどのくらいに見られているのか、より正確な実態の把握が求められている。
DI.が提唱するGAPは、最先端の顔認識技術により収集された視聴者個人単位の行動記録データに解析を加えることで、テレビCMの実際の視聴状況をユーザー基点で明らかにしたもの。
GRP(延べ視聴率)がテレビ画面への露出量を示す指標であることに対して、GAPはユーザーのアテンション(注視)の累積状況を示す。アテンションの獲得を左右するのは、CMのクリエイティブ力だけでなく、タイミング(時期・曜日・時間帯)やCMが挿入される番組コンテンツ等の変数との掛け算だ。もちろんオーディエンスが誰かも大きな要因となる。
したがってGAPは、クリエイティブとメディアプランニングを統合したキャンペーンそのもののパワーを図る指標となりえる。
詳細をDI. 代表取締役 横山隆治氏に聞きました。記事はこちら