サイカは、9月20日より、マーケティング担当者向け分析ツール「XICA magellan(サイカマゼラン、以下マゼラン)」の正式な提供を開始した。既に、DMM.comラボや、オールアバウトライフマーケティング、SMBCコンシューマーファイナンス等が導入している。
同ツールは統計分析に基づいた「全体最適×高速PDCA」を実現するマーケティング・ミックス・プラットフォーム。具体的には、テレビCMのようなオフライン広告やリスティング等のオンライン広告が、外部要因(例:パブリシティ、競合、天候)の影響を受けながら、どのように売上や各種KPIに繋がっているのかをリアルタイム分析によって毎日把握できるもの。また、全体最適から導いた広告予算のアロケーション提案や、同アロケーション案を日々の運用に落とすための予実管理ダッシュボードも提供する。
なお、マゼランの技術顧問には慶應義塾大学 経済学部にて統計学・行動経済学・心理学を応用したマーケティング研究を行う星野崇宏教授と、データサイエンティスト・オブ・ザイヤー2015を受賞した原田博植氏が務める。マゼランはこれまで限定的に先行提供を行っていたが、提供先から出た要望への対応や事例の獲得ができたため、正式な提供を開始するに至った。
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