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本を読み終わるまでスマホをロック! スウェーデンNGOが開発した、子供の読書促進アプリ

 子供の読書離れと、読み書き能力の低下が深刻化するスウェーデン。同国のNPOは、アプリとゲーミフィケーションを上手く活用して、読書を推進しました。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

キャンペーン概要

 時期:2016年
 国名:スウェーデン
 企業/ブランド:Ministry of tales
 業種:非営利組織

解決方法はスマホやタブレットを遠ざける、ではないのです

 日本同様、大勢の子供たちがスマートフォンやゲームを使っているスウェーデン。調査によると、10人中9人の子供たちが毎日6.5時間、スマートフォンやタブレットを使用しているそう。その結果、子供たちの読書時間が減り、読み書きのレベル低下が深刻な問題になっています。

 そんな中、教育センターを運営するスウェーデンの非営利団体「Ministry of tales」はあるアプリを開発。“読書をする子供たちが増えた”と大きな成果を挙げました。

 アプリの名前は、『Read to Unlock(ロック解除のために本を読もう!)』。同アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットは、毎日1回設定時間になるとロックがかかり、使用できない状態になります。

 ロックの解除には、本の1章を読むことが必要。該当の章を読み終わると、その章に関する3つの質問が出題されます。面白い質問が多いので子供たちからの評判もよく、内容の理解促進にもつながります。

 本はアプリの中から自由に選ぶことが可能で、子供たちに人気の本が揃っています。またゲーム感覚で楽しく読書を続けられるよう、読んだ本の数などで、“メダル”を獲得できる仕組みも。

 このアプリはターゲットである子供たちから非常にポジティブな感想が寄せられ、リリースするやいなやニュースサイトを中心に数多くのメディアに取り上げられ話題になりました。

 スウェーデンの子供たちに無料で提供されている今回のアプリ。問題となっているタブレットを上手く活用し、子供たちに読書を楽しんでもらうことに成功したデジタルキャンペーンでした。

動画はこちら

 

Read to Unlock – Ministry of Tales from Emelie Jinhee Johnsson on Vimeo.

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 記事転載元:AdGang

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