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電通、米国「ハローワールド」の株式過半を取得 生活者のロイヤルティ向上に強み

 電通は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて、米国のデジタルマーケティング会社「HelloWorld, Inc.」(以下、ハローワールド)の株式過半を取得することにつき同社株主と合意した。

 ハローワールドは、データを活用したオムニチャネルでのカスタマーエンゲージメントに特化したデジタルマーケティングサービスに強みを持つ。具体的には、ブランド価値向上施策、会員プログラム開発、SMS活用、データ分析などを通じて生活者のロイヤルティ向上を支援する。

 1999年の設立以来、飲料、化粧品・トイレタリーなどの大手有力企業を顧客とし、高い評価を得て成長してきた。現在はデジタル領域の専門家を中心に約370名の従業員を抱え、本拠地のデトロイトの他、シアトル、シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどに営業拠点を展開している。

 電通は、ハローワールドの株式取得後、同事業ブランドを「HelloWorld, a Merkle Company」(ハローワールド・ア・マークル・カンパニー)に改称。2016年に買収した米国のデータマーケティング会社「Merkle」(マークル)と知見・ノウハウを融合させていく。

 これにより、電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの一つである「Merkle」の競争力を強化するとともに、より多くの顧客に、より競争力の高いソリューションを提供することが可能になる。

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2018/01/09 11:30 https://markezine.jp/article/detail/27724

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