広告配信プラットフォーム事業を展開するfluctは、デジタルインファクトと共同で、国内動画リワード広告市場に関する調査を行った。2018年の国内動画リワード広告市場は、前年比約2.4倍の170億円、そして、2022年には2018年比約2.2倍の378億円規模に拡大すると予測される。
動画リワード広告は、ユーザー承諾のもと、確実に広告主のメッセージを送り届けることができるため、ユーザー、コンテンツ、広告主の三者の信頼関係を醸成し得る可能性を持ち、引き続き高い成長性が見込まれている。また、動画リワード広告の広告主の多くは、ゲームアプリであるものの、最近は漫画アプリや音楽アプリなど、ゲーム以外の比率が高まってきており、広告主の業種や配信先アプリ媒体も拡大傾向にある。
【調査概要】
調査対象:国内動画リワード広告市場関連事業者(アドネットワーク、SSP、広告代理店など)
調査方法:fluctおよびデジタルインファクトが保有するデータ、事業者ヒアリング、公開情報
調査期間:2018年2月から3月
調査主体:fluct
調査機関:デジタルインファクト
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