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シックス・アパート、CMSプラットフォーム「Movable Type」の最新バージョンをリリース

 シックス・アパートは、「Movable Type」の最新バージョンとなる「Movable Type 7(ムーバブル・タイプ セブン)」のソフトウェア版の出荷、ならびにクラウド版での提供を開始した。Movable Typeは、2001年10月にサンフランシスコでブログツールとして誕生し、現在、国内5万社以上の企業、自治体、教育機関、官公庁などのウェブサイト構築に活用されているCMS(コンテンツ管理システム)プラットフォーム。

 「Movable Type 7」は、コンテンツ発信者と情報の受け手をスムーズにつなぐ「コンテンツ・ハブ・プラットフォーム」となるべく、以下の機能と特長を有する。

Movable Type 7が実現する「コンテンツ・ハブ・プラットフォーム」
Movable Type 7が実現する「コンテンツ・ハブ・プラットフォーム」

コンテンツ制作・管理のための新しいデータ形式「コンテンツタイプ」

 コンテンツタイプとは、従来の記事・ページ形式に加えて新たに追加されたコンテンツ投稿の仕組み。記事・ページ全体も、またそれよりも粒度の小さい情報のまとまりをコンポーネント化して管理することができる。情報を細分化して管理することにより、コンテンツを作りやすくなり、その再利用性も高まる。コンテンツタイプを複数組み合わせて、ひとつのコンテンツを作ることも可能だ。

コンテンツタイプ
コンテンツタイプ"講師"にデータを追加

多種のコンテンツフィールドとブロックエディタで、構造化されたデータを簡単に追加できる投稿画面

 テキスト・画像・ビデオ・URL・日付と時刻などのコンテンツフィールドを組み合わせ、コンテンツに必要な要素を過不足なくまとめたわかりやすい投稿画面を設計できる。長文テキストは、見出しや画像などをブロックとして組み合わせて作成可能。誰がコンテンツを入力しても、デザイン要素と分離した構造化されたデータが作成できるため、複数の人が関わる運用の現場で役に立つ。

さまざまな形でコンテンツの出し入れを可能にする「Data API」

 Data APIは、REST/JSON方式でMovable Typeにアクセスし、データの取得や更新ができるAPI。コンテンツタイプにも対応しているため、必要な要素のみを呼び出してアプリで利用するなど、他のプラットフォームとの連携などを容易に行うことができる。

ブロックエディタで要素を追加

ブロックエディタで要素を追加

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MarkeZine(マーケジン)
2018/05/17 12:30 https://markezine.jp/article/detail/28419

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