チャットブックは7月27日、チャットボットサービス「チャットブック」に「AIスコアリング」機能を実装したことを発表した。
「チャットブック」は、Facebookのメッセンジャー上でユーザーと自動会話するチャットボットを提供するサービス。チャットボットによって顧客獲得活動を自動化し、より効率的なマーケティング活動を支援する。
これまで、見込み顧客を多く抱える企業においては、顧客の確度判定に工数を要し、判定が属人的になってしまうという課題があった。
今回発表された「AIスコアリング」機能では、見込み顧客の行動履歴をAIが解析することで、客観的な評価を実現。「メッセージ数」「回答にかかった時間」「回答への反応率」といった行動データを独自のアルゴリズムが分析し、ユーザーを10段階で評価する。
これにより、企業の商品やサービスに対して高い興味・関心を持つユーザーから順番にアプローチできるようになった。また、見込み顧客のフィルタリングの工数を削減することで、業務の効率化にも貢献する。
【関連記事】
・「SYNALIO」がMAツール「SATORI」と連携 ユーザーごとにチャットボットの出し分けが可能に
・CTC、チャットボットの開発プラットフォーム「Benefitter」を提供開始
・パーソルグループ会社、Facebook広告×チャットボットで会員登録率を約3倍に
・コンシェルジュとネットフロンティア、AIチャットボットによるFacebook広告サービスの提供を開始
・サイバーエージェントのAI研究開発組織、大阪大の石黒教授とチャットボットに関する特許を共同出願