博報堂DYメディアパートナーズは、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)、プラットフォーム・ワンと共同で、新広告配信メニュー「AtmaアクチュアルTV視聴ターゲティング」を開発し、プラットフォーム・ワンが提供するDSP「MarketOne」内にて提供を開始した。
「AtmaアクチュアルTV視聴ターゲティング」では、博報堂DYメディアパートナーズのテレビCM効果を最大化するソリューション「Atma(アトマ)」のテレビ実視聴ログデータと、DACが提供するDMP「AudienceOne」を連携。個人を特定しない匿名化データとして扱っているテレビ視聴ログと、デジタルオーディエンスの集計を最適化し、「MarketOne」経由で広告配信を行う。
広告主や広告代理店は、「子育て中の親へアプローチするため、子ども教育番組視聴者へのデジタル配信」、「スポーツファンへアプローチするため、スポーツ番組視聴者へのデジタル配信」といった選択を、「MarketOne」の管理画面内から行うことが可能だ。
また、テレビ広告において「スポットCM」を実施している広告主は、「コの字(朝・夜・土日)型のテレビ視聴者」など、テレビ視聴習慣に合わせたデジタル広告を実施し、相乗効果を狙うこともできる。加えてオプションでは、デジタルオーディエンスを「AudienceOne」が保有する属性データや興味関心データなどと掛け合わせすることも可能だ。
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