アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、AWSジャパン)はリコーが複合機の音声操作サービス「RICOH Intelligent Voice Control」(以下、音声操作サービス)にAlexa for Businessを採用したことを発表した。リコーは当サービスを2019年夏に米国で発売予定。
リコーの複合機の利用者は当サービスを活用することで、Amazon Alexa対応のスマートスピーカーを通じて、複合機のコピーやスキャナーなどの機能を音声で操作することが可能になる。AWSジャパンは、AWSクラウドでサポートされたAlexa for BusinessとAmazonが提供するAlexa Skills Kit を使った音声操作サービスの開発および機能拡充にあたり、リコーへ技術支援を行っているという。
Alexa for Businessは、組織や従業員がAlexaをインテリジェントなアシスタントとして使用し、業務の生産性を高めることができるAWSのサービスで、今のところ米国を対象に提供されている。
リコーは、Alexa for Businessの利用可能なリージョンの拡張に応じた米国以外へのサービス展開や、利用者がアウトプットイメージのみをスマートスピーカーに音声で伝えることですべての設定を反映することができる機能の実現、音声操作サービスに対応するオフィス機器のラインアップ拡充などを予定している。
リコー代表取締役 社長執行役員の山下良則氏は、「Alexa for Businessとの連携により、今まで実現できなかった新たなユーザーエクスペリエンスを提供し、お客様の業務の生産性を大幅に高めることができる」とコメントしている。
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