セールスフォース・ドットコムは国内企業のデジタルトランスフォーメーション支援を強化する目的で、国内事業への投資を拡大することを発表した。具体的には、営業、アライアンス、エンジニアリング、カスタマーサポートおよびマーケティングなど全ての組織において、現在約1,500人の社員に対し、2024年までの5年間で最大2,000人を増員、3,500人規模を視野に入れる。
さらに世界で8番目、アジアでは初のSalesforce Towerを新たに開設し、国内事業の拡大と社員増加に対応する。Salesforce Towerは、日本生命丸の内ガーデンタワーの全オフィスゾーンを借受け、当該借受部分について「Salesforce Tower Tokyo」の呼称を使い、2021年下半期より稼働する予定。
米国セールスフォース・ドットコムの会長兼共同CEOのマーク・ベニオフ氏は「Salesforce Tower Tokyoの開設は、セールスフォース・ドットコムの国内事業における大きなコミットメントの象徴です。20周年を迎えるにあたり、私たちはこれまで以上にカスタマーサクセス、イノベーション、そして地域社会への還元に力を注いでいきます」とコメントしている。