エイベックス・エンタテインメントは、三井物産の子会社であるダイナミックプラスの株式の一部を三井物産より譲受し、ライヴエンタテインメント分野におけるダイナミックプライシングの導入に向けた提携に合意した。
ダイナミックプライシングは、チケットが購入される時期や需要、市況、天候などに関するビッグデータを活用し、AI技術によってリアルタイムに価格を変動させる手法。ダイナミックプラスは、プロ野球やJリーグといったプロスポーツ領域を中心に導入を進めてきた。
今回の提携を通じて両社は、音楽・コンサート分野におけるダイナミックプライシングの活用を促進し、適切な価格でのチケット提供を目指していく。
【関連記事】
・ローソン、電子タグを用いた実証実験開始 店舗でのダイナミックプライシングやターゲティング広告を実施
・福岡ソフトバンクホークスとヤフー、オープン戦チケットをAI活用のダイナミックプライシングで販売
・エイベックス、共同研究事業「気持センシングラボ」に参画 生体情報×表情解析データの掛け合わせが実現
・エイベックス・マネジメントとCool Japan TV、インフルエンサー育成に特化した合弁会社を設立
・ネイキッドとエイベックス・エンタテインメント、観客を解析し空間を演出するバーチャルアーティストを開発