JTBは、Yextが提供する「Yextプラットフォーム」を導入したと発表した。
同プラットフォームは、検索サイト、マップ、SNS上での正確な情報発信を可能にする。
JTBではこれまで、全国のリテールと法人支店、総合提携店がそれぞれ、自社サイトの店舗ページを中心に、キャンペーンやおすすめの旅行先、店舗情報などを発信していた。しかし同じような情報を各店舗が個別入力していたことから、「情報発信業務が非効率」「タイムリーな情報発信が行えない」「店舗間での表現や書式の統一感に欠く」といった課題が生じていた。
また、Google検索エンジンやGoogleマップといった店舗ページ以外のチャンネルのユーザーへ、戦略的に情報を拡散できていなかった。
このような課題を解決するために、JTBは同プラットフォームを導入。業務効率化と店舗が発信する情報の質の向上を図った。また、同プラットフォームで一元管理された各種情報の連携を、店舗ページだけでなく、検索エンジンや地図アプリへと拡張した。
これにより、JTBの店舗ページにおける全体インプレッション数が約40%増加したほか、コンバージョン率も約1.6倍上昇した。
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