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約3割が「団塊世代向け商品」に抵抗感、小遣いは定年後に2万円以上もダウン【団塊世代サラリーマン意識調査】

 今回調査対象となったのは、2007年に定年を迎えた団塊世代(1947~49年生まれ)の既婚あるいは子どものいる男性サラリーマンで、サンプル数は300名。

 「会社に対する思いを漢字1文字で表すと?」という質問で一番多かったのは「忍」で10.3%。やはり会社勤めは苦労が多いかと思いきや、2位は「楽」9.3%、3位は「謝」8.0%となっており、さまざまな経験をしたが、振り返ってみると充実した会社生活だったと思える人も多いようだ。

 「サラリーマン生活で一番嬉しかったこと」については、「定年まで勤め上げられたこと」が24.7%でトップ。一方、「サラリーマン生活で一番悔いが残ること」としては「仕事中心で家庭をあまり顧みなかったこと」が27.3%と最も多くなっており、このあたりはまさに「ワーク・ライフ・バランス」についての意識が低い世代だったといえそうだ。

 また1か月に自由に使えるお金の変化については、定年前の平均57,583円から定年後は36,067円と一気に2万円以上もダウン。また、退職金を貯蓄した人は67.7%で、その7割近くが退職金の半分以上を貯蓄したと回答している。定年後も約3人に1人が子どもに経済的な援助をしており、定年後の生活については「質素倹約」を心がけるなど、団塊世代は定年後も経済的には気を抜けない状況が続いているようだ。

 こうした団塊世代に対して、企業はさまざまな商品やサービスを提案しているが、「団塊世代向け」と銘打った商品やサービスに対しては約3割の人が抵抗を感じているという。その理由としては、「団塊とひとつの言葉でくくられたくない」というものや「いかにも退職金目当てと感じる」などさまざま。しかし7割の人は「いろいろな情報が得られてよい」というものから「我々世代は常に注目されてきたので気にならない」など、こちらもさまざまな意見があるようだ。

 また、定年後取得してみたい資格について尋ねたところ、1位は「マンション管理士」、2位は「英語検定」、3位は「ファイナンシャルプランナー」となっている。

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「~ユーキャン「2007年に定年を迎えた団塊サラリーマン」意識調査~」(PDF)

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MarkeZine(マーケジン)
2008/04/14 13:27 https://markezine.jp/article/detail/3304

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