グッドパッチは、クラウドワークスペース「Strap(ストラップ)」正式版の提供を開始した。
Strapとは、チームでプロジェクトを進めるすべての人向けのクラウドワークスペース。オンライン上でリアルタイムに図解やテキスト情報の共同編集ができるため、作業・コミュニケーションの効率化が図れる。2020年4月23日にパブリックβ版をリリースし、これまでに約100社が利用している。
今回の正式版では、大きく3つの新機能を追加。1つ目は、スペース整理・権限管理機能。個人の作業スペースとチームで共有するスペースを分けることができ、チームやプロジェクト単位の権限管理が可能になった。これにより、情報の機密性を保ちながら作業ができるようになった。
2つ目は、共同編集者のカーソル表示機能。これにより、同じスペースのどの情報を誰が見ているのか把握でき、チームの一体感を創出しやすくなった。
3つ目は、アイコンエレメント機能。同機能では、情報共有に役立つ様々なアイコンが用意されており、ボードの雰囲気や用途に合わせてアレンジして使うことが可能だ。日本語と英語の検索にも対応しており、テキストに頼らず温度感を伝えるコミュニケーションに活用できる。
今回リリースされた正式版は、すでにマネーフォワードやオイシックス・ラ・大地などの企業が導入している。
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