SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

電通グループら7社、企業のサステナブル経営を支援する「SDGsビジネスソリューション」を提供 

 電通は、電通テック、電通ライブ、電通パブリックリレーションズ、電通デジタル、電通国際情報サービスの国内電通グループ各社と、「Material ConneXion Tokyo(マテリアルコネクション東京)」と合同で、サーキュラーエコノミー(循環型経済)(※)の取り組みを支援するプログラム「SDGsビジネスソリューション」の提供を開始した。

※サーキュラーエコノミー:生産→消費→廃棄という直線的プロセスをたどる「リニアエコノミー」、廃棄の発生を前提にした「リユースエコノミー」を経て、商品開発段階から回収・リサイクルを前提に廃棄を発生させないことを目指す経済の新たな仕組み。実現のためには素材調達から回収に至るまで、企業活動全体での取り組みが必要となる。

タップで拡大
サーキュラーエコノミー(循環型経済)
(タップで拡大)

 2030年のSDGs達成に向け、企業におけるサステナブル経営の実装が急務となっている。特に、これからの企業活動においては、商品を作る段階から回収・リサイクルを前提として廃棄ゼロを目指す経済の新たな仕組みサーキュラーエコノミーに則った活動が求められている。一方、SDGsに取り組む企業からは「廃棄ゼロを目指すと収益につながらない」「サステナブル視点での商品開発が進まない」「自社のみでは回収まで行うことができない」「社内外での理解が進まない」といった、様々な課題が表出している。

 国内電通グループなど7社はこれらを背景に、同プログラムを開発。これにより、企業の事業戦略策定から素材選定、資源調達、デザイン、製造、サービス開発、回収リサイクルまで、バリューチェーン全体のコンサルティングと、各プロセスにおける戦略的なコミュニケーションのサポートを行う。

 同プログラムでは、以下のソリューションを提供する。

タップで拡大

タップで拡大

1.事業戦略に基づくサステナブルロードマップの作成

 SDGsの視点から経営戦略や事業、商品戦略を見直し、中長期的なロードマップを作成。世界の情勢や規制、消費者意識を捉え、柔軟に対応する持続可能なソリューションの道筋を描く。

2.商品の素材の選定やデザイン、製造開発

 商品を素材から見直し、サステナブルの視点から最適な素材を選定し、企画・デザイン。商品の開発・製造も担う。

3.商品提供の仕組み構築/販売後の回収やリサイクル、アップサイクルの仕組み構築

 商品提供サービスの開発、販売後の容器回収やサイクルシステムなど、バリューチェーン全体にわたる仕組みを構築する。

4.サーキュラーエコノミーを実現するDXの導入

 インセンティブ設計も含めた良質な顧客体験を生むDXを導入。消費者も巻き込んでいくことで、継続的なサーキュラーエコノミーを実現する。

5.理解と共感を目的とした戦略的な情報発信

 SDGsへの取り組みに対する社内外の賛同者を増やし、持続的かつ大きな動きに結び付けていくため、それぞれのプロセスで戦略的に情報を発信する。

【関連記事】
電通、人生100年時代における個人の多様な価値発揮を支援する「ライフシフトプラットフォーム」を提唱
電通デジタル、ECモールに特化した分析ソリューションを提供開始 自動でレポートを作成
電通、エー・スター・クォンタムと業務提携 量子コンピューターでテレビ広告枠の最適化と高速運用を目指す
電通と日本気象協会、気象データから未来の消費ニーズを予測する「ウレビヨリ」(β版)を開発
広告主間でテレビスポット広告枠を組み換え、CM効果を向上 電通が「RICH FLOW」(β版)を開発

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/11/17 13:00 https://markezine.jp/article/detail/34885

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング