クックパッドは、Rebecca Rippin氏とElena Gianni氏が新たに執行役に、Marijana Kolak氏とSam Meadley氏が執行役員に就任したことを発表した。
同社は、2014年より海外事業の展開を開始。2016年には英国ブリストルを海外事業のグローバルヘッドクォーターとし、本格的にグローバル展開を拡大してきた。現在、料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」は76カ国/地域、34言語で利用されている。
今回執行役に就任したRebecca Rippin氏は、イギリス出身。同氏が2007年に設立したスペイン語圏最大のレシピプラットフォーム「Mis Recetas」の買収に伴い、2014年にクックパッドに入社。これまでスペイン、ポルトガル、米国のコミュニティの事業をリードしてきた。
同じく執行役に就任したElena Gianni氏は、イタリア出身のデザイナーで、2020年からクックパッドのプロジェクトに参画。以前は、ニューヨーク・タイムズで「The Times」のデジタル領域におけるデザインディレクターなどの役割を担っていたほか、トヨタやマースクなど様々な企業のプロジェクトにデザインイノベーションコンサルタントとして携わってきた人物だ。
同社は今回の経営チームの強化を通じ、「毎日の料理を楽しみにする」というミッションの実現に向け、より優れたプロダクト開発および迅速な事業展開を行っていく。
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