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2021年上半期、最も見られたYouTube動画やチャンネルは?【インフルエンサーパワーランキング】

 BitStarは、インフルエンサーマーケティングの分析ツール「Influencer Power Ranking(IPR)」で独自に集計を行い、2021年1月から6月の期間に活躍した動画クリエイターや動画チャンネルのランキングを発表した。

最も再生されたYouTubeチャンネルは『Junya.じゅんや』

 2021年1月~6月の間に最も再生されたチャンネルのランキングは、以下の通り。

【調査概要】
調査対象:日本国内のチャンネル登録者数1,000人以上のYouTubeチャンネル
対象期間:2021年1~6月
※端数は切り捨てて表示しています

第1位『Junya.じゅんや』

 2021年1月~3月のチャンネル総再生数ランキングで1位であったじゅんやが、上半期でも1位をキープ。再生回数は6ヵ月間で9億回に達し、1分以内の動画を中心に再生数を伸ばしている。

第2位『まいぜんシスターズ』

 「誰もが家族や友達と楽しめる動画を作り、日々の幸せの手助けをすること」を目標に掲げるぜんいちとマイッキーの2人のチャンネル。2021年1~3月の集計では3位であったが、上半期では2位に上がった。『マインクラフト』で遊ぶゲーム動画が人気で、動画1本あたり100万回再生されることも珍しくなく、安定した再生数を誇っている。

第3位『東海オンエア』

 愛知県岡崎市出身の6人組YouTuberの東海オンエア。2021年も人気は継続中で2021年7月1日には、チャンネルを開設した2013年から計算してメインチャンネル総再生時間が10億時間(約114,000年に相当)を突破した。

 7位の「CANACANA family」は1月から6月の期間中約98%の再生数をShorts動画で獲得しており、ランキングが急上昇。YouTube Shortsは、2021年7月13日より正式にアプリに搭載され、ショート動画界に参入するクリエイターが増えることが想定されている。また8位の「ひろゆきの部屋【切り抜き】」は実業家・ひろゆきの生配信映像の中のシーンを5分以内に切り抜いた動画が多く、情報を短時間で取得する動きが見られる。

2021年上半期、動画1本あたりの再生数1位は「YOASOBI」

 2021年1月~6月の間に投稿された動画1本あたりの再生数ランキングは、以下の通り。

第1位 Ayase / YOASOBI『YOASOBI「怪物」Official Music Video (YOASOBI - Monster)』

 『YOASOBI「怪物」Official Music Video』が上半期で1位に。再生回数は1億回を突破。『夜に駆ける』と合わせて、各種ダウンロード/ストリーミングの2021年上半期において上位を席巻(「レコチョク上半期ランキング2021」より)するなど音楽シーンでの話題は継続中だ。

第2位 Ado『【Ado】 ギラギラ』

 デビュー曲『うっせぇわ』で一躍有名になったAdoの3作目の配信限定シングルが2位にランクイン。作詞・作曲・編曲を手掛けたのは「ボカロP・てにをは」。ジャケットのイラストは、「沼田ゾンビ」が担当。2021年2月リリースの楽曲が継続して人気を博している。

第3位 Ado『【Ado】 踊』

 第3位にもAdoの楽曲がランクイン。4月に配信を開始した4作目の楽曲が早くも5,000万再生を記録。2021年6月からは池袋にあるサンシャイン水族館とのコラボレーションも開始しており、オンライン・オフライン問わず話題をさらう存在になっている。

 動画再生数ランキングでは、TOP10のうちミュージックビデオが6本ランクインする結果に。楽曲の解禁とほぼ同時期に、YouTubeでもMVが解禁されることがトレンドになっており、今後も話題の楽曲がランクインする可能性が予想される。

新規チャンネル登録者数、1位の『ジャにのちゃんねる』は258万人を突破

 2021年1月~6月の間に新しく開設されたチャンネルの登録者数のランキングは、以下の通り。

第1位『ジャにのちゃんねる』

 ジャニーズ事務所所属の二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨がYouTubeでオリジナルのユニットを結成。2021年4月8日にチャンネルを開設後、瞬く間に登録者数が増え、258万人を突破した。二宮がメンバーを集め始める動画から話題沸騰となり、4人目(山田)の参加が判明する動画では820万回再生を記録している。ゲーム動画からドッキリまで投稿するジャンルは幅広く、彼らの素顔が見られるチャンネルだ。

第2位『King & Prince』

 第1位の『ジャにのちゃんねる』に続き、ジャニーズ事務所からのランクイン。主にミュージックビデオを見ることができるチャンネルで、デビューシングルの『シンデレラガール』は620万回再生を突破した。

第3位『深田えいみ / Eimi Fukada』

 セクシー女優の「深田えいみ / Eimi Fukada」が2021年1~3月のランキングに引き続き、3位に。登録者数は53万人まで伸ばしており、コラボ動画や最近ではShorts動画を数多く投稿している。

 新規開設チャンネルの流れとして切り抜き動画や、TikTokで活躍するクリエイターのランクインが見られる。5位の『もーりー【アホと弟】』、10位の『加藤乃愛です』、14位の『かすこんねぅ』などはTikTokで人気のクリエイターで、YouTubeに進出してランクインした。

タイアップ動画の再生数1位は荒野行動

 2021年1~6月の間に投稿されたタイアップ動画(広告コンテンツ)で、同期間に多く再生されたものは次の通り。

第1位『荒野行動』

 2021年1~3月のランキング結果に引き続き、『荒野行動』が1位に。2021年5月には賞金総額1億円の全国大会「2021 荒野CHAMPIONSHIP -夢への道」の荒野王者決定戦を開催。7月からは「荒野全日本学生選手権2021夏」と銘打って学生Esportsの大会を実施するなどが行われた。

 

第2位『おウチでマジ牛タン』

 2021年のゴールデンウィーク中には格闘家・安保瑠輝也のチャンネルで毎日配信されていた大会「喧嘩自慢DX」ともタイアップした。

第3位『Yay!(イェイ)』

 2021年1~3月のランキング結果に引き続き、Yay!が3位にランクイン。これまでは歌い手やイケボ(イケメンボイスの略)で人気のインフルエンサーが多く起用されてきたが、上半期は大人数で通話をしながらのゲーム実況動画も増えている。「オータムGames」では1月~6月の6ヵ月間で17本のタイアップ動画が公開された。

YouTube Shorts再生数ランキングは『CANACANA family』が1位から4位まで独占

 2021年5月からYouTubeに新しく実装されたショート(短尺)動画「YouTube Shorts」の再生数ランキングを追加した。2021年1月~6月の間に投稿された動画で、同期間に多く再生されたランキングは以下の通り。

第1位~第4位、第6位『CANACANA family』

 第1位から第4位、そして第6位を『CANACANA family』が独占。2017年1月にチャンネルが開設され、登録者数は100万人を突破。総視聴回数も6億回を超える人気チャンネルだ。クラシックからゲーム楽曲、J-POPなど、幅広い楽曲のピアノカバー動画をアップしている。YouTube Shortsでは、テレビアニメ『PUIPUIモルカー』の楽曲や『機関車トーマス』のテーマソング、『Ado』の楽曲アレンジなどをアップし、軒並み1,000万回を超える再生数を叩き出している。

第5位『kuro-obi world』IRON BODY KARATE GIRL! #shorts

 「空手や武道の魅力を全世界に向けて発信します!黒帯ワールドでは誰もがヒーロー!」 というスローガンを掲げて2014年に開設。登録者数は53.9万人。空手少年・空手少女が訓練に励む動画がランクインした。

第7位『スターリーズ / staRYs*』この女の信じられない行動 #shorts

 関西を拠点に活動する、らんとゆいの2人組YouTuberがランクイン。チャンネル登録者数は31万人。YouTube Shortsでは、主にTikTokに投稿している動画を掲載している。

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MarkeZine(マーケジン)
2021/07/21 15:00 https://markezine.jp/article/detail/36827

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