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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Spring

【新年特集】2025→2026 キーパーソンによる予測と展望

LINEヤフー・Meta・TikTok・X──2026年、主要プラットフォームはどう「進化」する?

【Instagram】Meta AIの本格導入と「リール×DM」で、生活者とつながる総合SNSへ

【数字で見る媒体の最新動向】
・2025年10月で15周年(2010年10月6日に誕生)
・2025年9月にグローバルの月間アクティブ利用者数が30億を超え、日本の利用者数も引き続き右肩上がりで成長
・AIでおすすめの精度が向上し、Instagramの利用時間が6%増加
・2025年11月からInstagramを含むプラットフォーム内で利用できるAIアシスタント「Meta AI」の提供を国内でも段階的に開始

──広告媒体として、2025年に注力したこと、現在おすすめしているメニュー・使い方などを教えてください。

 近年のInstagramの成長を牽引しているのは短尺動画・リールDM(ダイレクメッセージ)で、アプリ内でリールとDMをよりアクセスしやすい位置に変更するデザイン変更も行いました。現在では利用時間の50%以上をリールが占めるまでに成長しているほか、リール動画を友人などにDMでシェアする傾向も顕著で、単に視聴するだけでなく、他者との繋がりを通じてコンテンツを楽しむ場所であるのが強みです。こうした傾向からリールへの広告出稿も大きく伸びており、ブランドのコミュニケーション機会として欠かせない存在になっています。

 AIを活用した広告の最適化にも投資を続けており、Instagramを含むMetaのテクノロジーへ投資した1ドルあたりの広告費用対効果(ROAS)は3.71ドル、自動化された広告プロダクトであるAdvantage+を使った広告キャンペーンの獲得単価は9%も改善。既に国内でも多くの広告主に利用が拡大しています。

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アプリのデザイン変更

──広告媒体として、2026年に目指すアップデートの方向性や、実際に取り組まれていることを少しだけ教えてください。

 2025年11月に国内でもMeta AIの提供が段階的に始まり、今後は検索画面でのAIアシスタントの利用などアプリ内でMeta AIを活用した機能を拡充していく予定です。InstagramおよびEdits(動画編集アプリ)でも動画生成や音声翻訳などAIを活用したクリエイティブツールを充実させていくことで、コンテンツ制作の幅が広がることを期待しています。

 また、2025年は17歳までの子どもに安全のための様々な設定を自動的に適用するティーンアカウントを日本でも導入しましたが、2026年も若年層を中心に利用者の安全対策に引き続き注力していきます。Instagramはリールだけでなく、ストーリーズやDMなど人との繋がりを生み出す機能を多く備えた総合的なSNSとして進化しています。様々な手法でブランド価値を伝え、生活者と繋がることができるプラットフォームとして、広告主にとっての価値もさらに高めていきたいと考えています。

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音声翻訳(ただし日本語は未導入、導入時期も未定)

【Threads】「興味関心」でつながるコミュニティへ──会話とAI活用で高める独自の媒体価値

【数字で見る媒体の最新動向】
・2025年7月で2周年(2023年7月に誕生)
・2025年8月に月間アクティブ利用者数が4億、10月にはデイリーアクティブ利用者数が1.5億を突破
・日本はアジア太平洋地域においてThreadsの利用が最もアクティブな国のひとつ
・特にエンターテインメントに関する投稿は国内における人気コンテンツで、アーティストが出演するコンテンツやコンサート関連のトピックなどが頻繁にトレンドランキングにランクインしていることから、推し活のためにThreadsを利用している人も多いことがわかっている

──広告媒体として、2025年に注力したこと、現在おすすめしているメニュー・使い方などを教えてください。

 2025年4月に広告の提供を開始し、Advantage+あるいは手動配置で新規キャンペーンを作成すると自動的にThreadsにも広告が配信されるようになりました。ローンチから2年が経過し、プラットフォームとして成長するにつれてThreadsならではの利用傾向が明確になりつつあり、たとえば全体の閲覧数の約50%を返信が占めているというデータからは、利用者同士のやりとりが重要な役割を果たしていることがわかります。ビジネス活用においても一方的に発言するのではなく、会話のキャッチボールやコミュニティとの交流を意識することが重要です。

 また、国内ではエンターテインメントに関する投稿が人気を集め、推し活にも広く利用されていることから、国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」や人気アイドルユニット「超ときめき♡宣伝部」とコラボするなど、様々な取り組みを実施しました。

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超ときめき♡宣伝部

──広告媒体として、2026年に目指すアップデートの方向性や、実際に取り組まれていることを少しだけ教えてください。

 Threadsを利用するためにはInstagramのアカウントが必要であるものの、実際にはそれぞれでフォローしているアカウントの大半が異なる利用者が全体の3分の1以上と、各プラットフォームを使い分ける動きが顕著になっています。独立したプラットフォームとして成長を続ける中で、企業にとってもThreadsアカウントを開設する価値が一段と高まっていると言えるでしょう。

 今後のプロダクト戦略としては、利用者が興味のある投稿をより簡単に発見できるようコンテンツのパーソナライズ強化に取り組む予定で、既にAIによるおすすめシステムの改善により利用時間が10%向上しています。また、興味関心を軸としたコミュニティと繋がりやすくするため、スポーツやテレビ番組などに関するコミュニティにメンバーとして参加できる機能を米国でテスト中です。

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コミュニティ機能

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【TikTok】4つの戦略軸で、認知から購買までを“フルファネル”で支援する

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MarkeZine(マーケジン)
2026/01/16 09:00 https://markezine.jp/article/detail/50264

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