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共通点は武器に、異なる考えは学びに 「LYPプレミアム」開発の裏側をLINEヤフーのデザイナーが語る

“同じブランド”としての見えかたと体験を
「ユーザーテスト」の実施背景とは

 LINEとヤフーは2023年10月からひとつの会社として歩み始めた一方、もともと抱えていたユーザーの属性やサービスの特徴は異なる。

 これについて傅さんは、「どんな体験であれば同じブランドとして捉えてもらえるか。ブランドとしての一貫性を保ちながら、使いやすい体験を提供するためにはどうしたら良いか。その体験設計にはとくに時間を割きました」と振り返る。そんな体験づくりのために実施したのが、ユーザーテストだ。

 前段階としてまずは、ビジュアルや構成について同社内で何度もテストを実施。さまざまなパターンを作成したのち、最終的に数案まで絞り込んだ。そして、本当にこれで正しいのかを確認する“答え合わせ”のような位置づけでユーザーテストを行った。

 「少し抽象的でおしゃれな印象を与える案や、ファーストビューの全面を使うことにより、メインビジュアルとキャッチコピーを強調して見せるパターンなどいくつか見ていただいたのですが、『LINEやヤフーのロゴ、キャラクターがあったほうが親しみやすいし、それが安心感につながる」といった声も多かった。改めてブランドのロゴやキャラクターがユーザーに強い印象を与えていることを実感しました。『抽象的なビジュアルだと何だかよくわからない』『こちらのほうがスクロールしたくなった』など率直な意見を伺えたのは、とても参考になりました。本当に実施して良かったです」(鹿熊さん)

LINEヤフー株式会社 デザイナー 鹿熊茉夕さん
LINEヤフー株式会社 プロダクトデザイナー 鹿熊茉夕(カクマ マユ)さん

 「ユーザーテストでは違和感があるところがないかどうかを何度も入念にチェックしました。それによって、想像はしていてもイメージを掴みきれていなかった部分がとてもクリアになりましたし、新しい発見もありました。私もワクワクしながら臨むことができましたね」(傅さん)

 ビジュアル面で意識したのは、「認識していなくても、まずは興味を持ってもらうこと」だ。

 「開発当時、LYPプレミアムというサービス名がまだあまり認知されていない状況だったため、それをどう認識してもらうか。たとえ把握できていなかったとしても、まずは興味を持ってもらい、LINEとヤフー、PayPayが協力して特典を出していることをいかに伝えるか。それが課題だと感じていました」(鹿熊さん)

 一方、3つのサービスが同一ブランドのサービスとなることで、必然的にLYPプレミアムとして提供する特典の数も増える。その1つひとつに興味を持ってもらったり、ひとめで理解してもらったりするための工夫も欠かせなかった。

 「ホーム画面では、LYPプレミアムのロゴを中心に、すでに皆さんが認識してくださっているLINEやヤフー、PayPayのロゴ、LINE FRIENDSのキャラクターである『ブラウン』などを配置しました。それにより『LYP』という名前は知らなかったとしても、『この3社が出しているサービスなのではないか』『それなら信頼できるのではないか』といった期待感を出せるようにしました(鹿熊さん)

 それ以外の画面の構成においても、できるだけ「シンプル」にするべく、情報も絞り込んだ。

 「テキストひとつとっても、どんな単語で伝えるのが良いのか、どのくらいの文字量が適切なのかなどを話し合いながらまとめていきました。いかにスクロールしてもらえるかも重要でしたし、ファーストビューにどの情報をどれだけ表示させるかなど、とてもこだわりましたね」(鹿熊さん)

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良い部分を尊重しあい、プロダクトづくりは今まで以上にパワーアップ

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この記事の著者

中村 直香(ナカムラ ナオカ)

編集部。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:LINEヤフー株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2026/04/03 09:05 https://markezine.jp/article/detail/50400

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