マックとのコラボにも波及。院長が最も注力する「試行」と原動力

きぬた:インターネットやチラシなどいろいろな広告をやっていますが、結局は看板が一番効率が良いですね。東京都心部はわかりませんが、八王子周辺だと年間20万円くらいで看板を置けるんですよ。
阿部:きぬた歯科はインプラントという高額商材で利益率が高いから、看板広告で成り立つということはありませんか。
きぬた:街のラーメン店さんや清掃業さんなどの小規模の事業者も、マクドナルドのような大企業も看板を出しています。安くて効果が高いので、企業規模を問わず成り立つのではないでしょうか。僕は、看板はターゲット広告ではなく、「地域密着型のマス広告」だと考えています。
マクドナルドといえば、実はコラボしたんですよ。2025年10月からの3ヵ月間ですけど。
阿部:コラボの大きな看板が出ていたのを見ました。広告効果を上げると、そんな企画の話まで来るんですね。
きぬた:まじめに話すと、思考停止しないで、いろいろな広告を試すのが良いと思います。お金が儲からないと、プライドが失われていくのです。自分は必要ないのではないかと。それはすごく残念で、毎日が憂鬱になります。僕は経営者ですから、なんとしても結果を出さなければいけないと思い、いろいろとチャレンジしてきました。

阿部:いろいろやってみて、ダメなものは損切りするわけですね。
きぬた:いろいろやった結果、失敗の方が多いですけどね。ただ、効果が出ないとわかるので、失敗の経験も大事だと思います。
Xで添削!話題を集めた看板コンサルティング
阿部:最近、X(旧Twitter)で他の企業の看板を添削して話題になっていましたね。何をきっかけに始めたのですか。
きぬた:2025年11月に、たまたまXで見かけて気になった看板があって、つい突っ込んでしまったんです。社会貢献系のコピーが大きく書いてあったのですが、我々のような中小企業は利益を出すのが最大の使命なので、もっと事業内容を大きく書いた方が良いと。そうしたら、「うちの広告も添削してください」とコメントがくるようになって、30個くらいアドバイスしました。
ただ楽しいからやっていただけなのですが。アドバイスを実行したら売上が上がったと、お礼にお菓子や醤油などの商品を送ってくれました。
阿部:看板マーケティング研究所とかつくれそうですね(笑)。
