ブログやSNS、ソーシャルブックマークなど、「ソーシャルメディア」と呼ばれるウェブサービスが多くの利用者を集めているが、広告出稿の獲得に苦労しているサービスが多いのが現状。アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は、ソーシャルメディアのコンテンツを横断的にネットワークし、タグやキーワード情報をもとに、特定のコンテンツだけに広告を配信する「ソーシャルメディア・アドネットワーク」の仕組みを開発した。
ソーシャルメディア・アドネットワークでは、AMNが独自に開発したタグやキーワードをもとに記事やコンテンツを分類する「ソーシャルタグマッチング」技術を活用し、広告の表示を調整したり、ソーシャルメディア全体に横断的に広告を表示させることができる。さらに、AMNが開発した「ソーシャルバナー」のような読者参加型の広告を展開することも可能。
サービス開始当初は、コミュニティサービス「関心空間」と、ブログ情報ポータルの「BlogPeople」、ウェブマガジン「WIRED VISION」に広告配信を行う。将来的には現在AMNで運営中のブログアドネットワークとの連携・統合を行い、より多様なクライアントのニーズに対応する。
【関連記事】
・有力ブロガーの更新情報をデスクトップでチェックできる「AMNニュースリーダー」
・「はてなダイアリー」がJavaScript広告の掲載実現、AMNネットワークにはてなブロガーが実験的に参加
・有力ブロガーの更新情報をデスクトップでチェックできる「AMNニュースリーダー」
・日記やスパムの海から良質の記事を自動ピックアップする、AMNの「ブログレーダー」