「メレンゲが腐るほど恋したい」の作者、メレ子さん
――それでは始めにお名前と年齢を教えてください。
メレ子です。年齢は20代です。

――早速ですが、わさおに出会った経緯を教えていただけますか。
青森県鯵ヶ沢(あじがさわ)の海岸沿いに、イカがずらっと干されている「イカのカーテン」を見に行った時に出会いました。
イカ焼き屋の駐車場で休んでいる時に、怪しげな生き物がいる!と思って遠くから写真を取っていたら、めっちゃ吠えられて(笑)。遊んでもらえると思って興奮してたみたいで。それから飼い主のお母さんがいらして、わさおの話を聞きました。




――初めてわさおを見た時、どう思いましたか。
異常な感じでしたね。犬じゃないと思いました(笑)。毛がわさわさしているので「わさお」と心の中で勝手に名づけました。
――ははは。ところでわさおの品種は何ですか?
実は秋田犬なんですよ。飼い主のお母さんから聞いたときには驚きました。こんなに白くてモジャモジャなのに! って。
――え~っ、秋田犬ですか! 全然見えないです。
そうなんですよ。それが原因かも知れませんが、元は捨て犬だったんです。それをお母さんが拾ってきて育てているんです。
――そうなんですか。お母さんはどんな方でした?
ツンデレです(笑)。わさおの事が大好きなのに「誰にでも付いていくアホな犬でね~」とか言ってけなすんですよ。それが微笑ましかったですね。

――ところで、わさおの話をブログに書こうと思ったのはなぜですか?