「AdSense for domains」は、パブリッシャーが持っているドメインを有効活用できるよう、公開用コンテンツが整備されていないドメインのサイトにアクセスしたときに、広告を含む関連情報やリンク、検索結果といったコンテンツを提供可能にするもの。
Googleはこれによって、そのサイトにアクセスしたユーザーは、空ページや「page not found」といったページの代わりに有益な情報を得ることができるとしており、将来的にはさらに他の情報を追加することも可能になるとしている。
これまでGoogleは、ネットワークの品質を落とすものとして、こうしたサイトを監視し、ユーザーを混乱させるようなテキストや画像を使うことを禁止してきた。この広告商品は景気後退で少しでも収益のチャンスを増やしたい利用者へ配慮したものといえるかもしれない。「AdSense for domains」は、北米の英語サイトのパブリッシャーから段階的に利用可能となり、その後順次地域や言語を拡大する。
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