リコーは12日、オンラインストレージサービス「quanp（クオンプ）」の専用クライアントソフト「quanp.on」をバージョンアップした。quanpのWebページより無償でダウンロードできる。

　quanpは写真データや文書ファイル、音楽ファイルなどをWeb上に保存できるオンラインストレージサービス。他のユーザーとのファイル共有が可能な「シェアプレイス」の開設（有料メンバーのみ）や、Microsoft Officeのソフトから直接アクセスできるAdd-in、またデスクトップ上からドラッグ＆ドロップでファイルのアップロード・整理・閲覧が可能な専用クライアントソフト「quanp.on」など、さまざまなサービスがツールやサービスが用意されている。

　今回バージョンアップした専用クライアントソフト「quanp.on v2.00」では、ファイル保存先フォルダ「プレイス」の3Dビュー表示時の背景画像を自由にカスタマイズできるようになった。また、表示アングルを左右に見やすく調整できるようになるなど、表現がリッチになっている。

自分好みの画像へ背景を変更でき、上下左右にさまざまなアングルから直感的にファイルを探せるようになった

　quanpでは容量や用途に合わせて3つの月額料金設定があり、100GBで980円、10GBで300円、1GBは無料。1GB以外のサービスでは共有スペースの開設が可能となっている。

【関連記事】
・リコー、携帯から写真を閲覧できる「quanp.mobile」ベータ版を公開
・Opera SoftwareがSNS「My Opera」をリニューアル、1GBの無料ストレージを提供
・「Windows Live」最新版で無料ストレージを5GBから25GBに増強、ソーシャル機能を大幅強化