アニコム損害保険は、全国のモニターを対象に「ペットにかける年間費用について」のアンケート調査を行った。調査では、2008年2月~3月(有効回答数353)、2009年1月(有効回答数216)の2回にわたって行われ、そのデータを比較している。
その結果、犬猫ともに年間支出が前年を20%以上も増加しており、特に「病気やケガの治療費」や「フード・おやつ」に関する費用が大幅に増加傾向にある。年間の平均合計支出は、犬が24万8000円、猫が12万8000円とかなりの高額で、いずれも約20%の増加となっている。
また、ペットの「健康と食」に対する意識も高まりを見せており、「病気やケガの治療費」「ワクチン・健康診断等の予防費」「シャンプー・カット・トリミング費」など、健康に関連する費用について上昇傾向が見られる。治療費については、年間5万円を超える出費をした飼い主の割合が全体の10%からから18%に増加している。
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