1月の外食市場全体は、全店ベースによる全業態トータルで前年比100.4%と前年並みの売上を維持。昨年9月の前年割れ以降、4か月間連続で前年を上回っている。しかし、客数は98.7%と前年割れしており、客単価が101.8%と伸びた分が補うかたちとなっている。
業態別では、外食の中でも客単価が比較的低いファーストフード業態が全体の数字を牽引し、1月度の売上げも105.6%と好調。洋風チェーンの新商品の投入、和風チェーンでのクーポンによる販促効果がバランスの良い伸びを示している。
また、ファミリーレストラン業態全体の売上は94.5%と前年を下回り、前年を上回ったのは焼肉チェーンのみ。中華チェーンでは売上前年同月比が86.9%大幅割れとなっている。
【関連記事】
・マクドナルド、全店売上高5000億円を達成した平成20年度の純利益は対前年比58.5%増
・携帯クーポン使ったことがあるのは「ファーストフード」が約8割、マクドナルドに高評価
・コーヒーをよく飲む店1位は、男性「マクドナルド」、女性「スターバックス」