ニールセン・オンラインは、海外9か国を対象にソーシャル・ネットワークとブログサイトの利用状況に関する調査を行った(調査対象国は、オーストラリア、ブラジル、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、イギリス、アメリカ)。
ソーシャル・ネットワークとブログを合わせたカテゴリー「メンバーコミュニティとSNS」は、調査対象国のインターネット人口の67%が利用しており、Eメールサービス(Webメール)を抜いて第4位のカテゴリーに成長。その伸び率は、他の主要4カテゴリー(検索、ポータル、PCソフト、Eメールサービス)の2倍以上となっている。
世界のインターネット利用時間の11分の1は、ソーシャル・ネットワークとブログサイトの利用に費やされている。ソーシャル・ネットワークとブログの利用者は年齢層も多彩になってきており、世界全体で「メンバーコミュニティ」サイト利用者の伸び率が最大だった年齢層は35~49歳で、1130万人増となっている。
ソーシャル・ネットワークを利用する人の割合がもっとも大きいのはイギリスで23%(200万人)、アメリカは19%(1060万人)。携帯からの利用者は両国とも昨年に比べて大幅に伸びており、イギリスでは249%、アメリカでは156%となっている。また、ソーシャル・ネットワークおよびブログを訪れたことのある人の割合が最も高いのはブラジルで、インターネット利用時間全体に占める割合も最も高くなっている。
【関連記事】
・世界の検索キーワードのトレンドは「政治」と「SNS」
・SNS利用者の4割強が「アクセス回数以前より減った」
・SNSで「同級生と再会したことある」25%、同窓会を開きたい同級生は?
・ブログ・SNSの利用は「携帯メイン」の人が4割に