フランスで行われるプロジェクトで、トヨタはストラスブール市のフリートユーザー(特定地点間を走行するユーザー)に対し、2009年末から3年間に約100台のプラグインハイブリッド車をリースし、フランス電力公社(EDF)はユーザーの自宅や企業の施設、公共駐車場、公道沿いなどに、数百基の充電スタンドを設置する。
トヨタは、2009年末からはフリートユーザー向けに、新型プリウスをベースにリチウムイオン電池を搭載したプラグインハイブリッド車をグローバルで約500台リースする予定で、このプロジェクトはその一環として実施される。
プラグインハイブリッド車は、トヨタのハイブリッド技術を応用し、家庭用電源からの充電機能を追加するとともに電池容量を増やした車両で、近距離や市街地では電気自動車として走行し、長距離は通常のハイブリッド車として走行することができる。トヨタは、電気エネルギーを自動車に活用するアプローチとして、プラグインハイブリッド車が現時点で最も現実的であるとしている。
【関連記事】
・ジブリが新スタジオ「西ジブリ」をトヨタ本社内に設立、そのきっかけとは?
・パナソニックがトヨタF1のスポンサー継続を発表、撤退続くモータースポーツ界に光明
・トヨタが7年連続1位、サイト価値は1422億円【Webサイト価値ランキング 2008】