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不況後の米マーケティング市場、ネットメディアへのシフトが鮮明、2014年には550億ドルに成長

 フォレスターが発表した2009年から2014年までの米国のインタラクティブマーケティング市場の予測によると、2009年は約250億ドル、5年後の2014年にはその倍以上の約550億ドルにまで成長する。

2009年から2014年にかけての、インタラクティブマーケティング費の推移

 ネットメディアへのシフトは鮮明となっており、従来型のマーケティングからインタラクティブマーケティングへ予算をシフトすると回答したマーケッターは6割におよんでいる。

インタラクティブマーケティング予算を増やすとしたマーケッターは6割

 以下のグラフでは、インタラクティブマーケティングの予算確保のために削減される従来メディアの予算で、ダイレクトメール、新聞、雑誌を減らすとしたマーケッターは3割から4割にのぼっている。

インタラクティブマーケティングの予算を増やすために削減される従来メディアの予算

 ネットメディアのうち、マーケティングでの影響力を評価されているのがソーシャルメディア。すでに64%のマー ケッターがソーシャルメディアを構築しており、さらに22%のマーケッターが今年中に構築を予定している。

今後3年間で、最もマーケティングの影響力が増加すると思われるのは
「ソーシャルメディアの構築」

 また、emailマーケテイングの成長は比較的鈍いものの、現在97%のマーケッターが利用、もしくは2009年に利用を計画しており、今後5年にかけて、年成長率11%で拡大する見込みだ。 

2009年から2014年にかけての、emailマーケティング費の推移

 従来のメディアに使われていた予算はサーチマーケティング、オンラインディスプレイ広告、emailマーケティング、ソーシャルメディア、モバイルマーケティングなどのインタラクティブマーケティングにシフトしており、フォレスターは、インタラクティブマーケティングは2014年には、マーケティング支出全体の21%を占めると予測している。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2009/07/08 12:40 https://markezine.jp/article/detail/7755

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