SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

Google アドワーズ活用事例

リアル店舗で販路が広がらないニッチな商材「羽根」を
アドワーズで全国区にする「羽根の専門店カマタック」

 東京都荒川区で羽根の輸入販売/染色加工業を営む「羽根の専門店カマタック」。ニッチな商材「羽根」の販路を全国区に広げた、アドワーズ活用事例をご紹介します。

事業の先細りを感じWeb サイトへの取り組みを開始

 羽毛布団をはじめ、ブライダルやコンサートの演出、店舗ディスプレイなど、幅広い場面で利用されている羽根や羽毛などの原料輸入販売業を営む株式会社カマタック。創業は今からおよそ50年前。東京都荒川区に本社を構え、現在は3代目である鎌田敏夫氏とご子息の2人で経営にあたっている。驚くべきなのは、鎌田氏は、今から15年前にはWebサイトを既に立ち上げ、羽根というニッチな商材の販路拡大に努めてきたことだ。

 「その頃は、取引先も既存顧客に限られており、このままでは先細りしていくだけと危機感を覚えていました。何とか販路を広げようとWebサイトを立ち上げました」

 不特定多数の顧客を掘り起こす目的で開いたWebサイト。商品画像は自ら撮影するなど、すべて手作りからスタートした。当初は電話やメールで注文を受けていたが、その後はショッピングカートを設置するなど、徐々にWebサイトの利便性も強化。利用者も口コミ等で増え始め、開設から6 年経った頃には全国各地から問い合わせが届き始めたという。

 「お客様は個人と法人が半々の割合です。いまでは、ネット経由での問い合わせがほとんどで、北海道から九州まで広く取引しています」

株式会社カマタックのWebサイト

インターネット上での存在感UPを目指しアドワーズを導入

 しかしながら、問題がなかったわけではない。そのひとつが、Webサイト開設から年月が経つにつれ、検索結果の上位にサイトが表示される回数が減少し始めたことだ。当然ながらそれに伴いサイトへのアクセス数も減り始め、売り上げは伸び悩んだ。打開策として、一時、表示順位を上げるために有料のサービスを利用してみたものの、なかなか効果は上がらず…。鎌田氏が取り組んできたWeb戦略は高い壁にぶつかり、これには相当頭を抱えたという。

 「私が技術的に詳しくないこともあるのですが、検索エンジンの表示順位を上げるといっても、何をやっているか中身がよく見えなかったことも不安を煽りました。Webサイト自体に問題があるのなら作り直すのですが、検索結果の順位が上下する原因もわからず、宙に浮いたような感じです。これではいけないと」

 アドワーズの導入を考えたのは、こういった経緯があったから。個人でも簡単に利用でき、キーワードを精査して選び、適切な入札額で運用することで、検索結果に対応して表示される広告スペースにおいて広告表示をコントロールできると知ったのをきっかけに、利用を開始した。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
工夫次第で検索上位に広告が表示、事業規模も関係なし

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
Google アドワーズ活用事例連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/11/10 11:00 https://markezine.jp/article/detail/8399

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング