IABの調査によると、2009年上半期は広告市場全体では16.6%の縮小となったが、オンライン広告費は4.6%成長して17億5000ポンドに達した。これによって、はじめてテレビを抜き、広告市場の23.5%を占める英国最大のメディアとなった。
2009年上半期、検索連動型広告は前年同期比で11.8%増となり、オンライン広告費全体の6割を占めて強さを発揮した。一方、クラシファイド広告は19.2%減、ディスプレイ広告は5.2%減となっている。自動車、不動産が不振のなか、テクノロジー、金融、エンタテインメント業界が多くの広告費を投入した。
【関連記事】
・ニールセン、英国初の業界基準オンライン・プランニングツールを開発
・電通が英国拠点を改編、「電通UK」に改称
・英国の広告費、2009年にはオンライン広告費がテレビを抜くとの予測