電通ラテンアメリカは、2004年にブラジルの広告会社DPZ社(Duailibi,Petit,Zaragoza Propaganda Ltda)との合弁によって設立。電通は、電通ラテンアメリカのDPZ持株分49%を取得し、電通ラテンアメリカを完全子会社化する。
今回の完全子会社化は、ブラジルで2014年にFIFAワールドカップ、2016年にオリンピックの開催が決定していることから、同国の経済成長をにらんで実施されるもの。欧州・北米・南米を統括する電通ホールディングスUSAの管理下に置き、電通ラテンアメリカにプランニング・ツールなどの情報共有化を推進して営業力の強化を図る。
【関連記事】
・電通、NYに新会社「電通スポーツアメリカ」設立
・電通が英国拠点を改編、「電通UK」に改称
・電通、ロシアに広告子会社「電通スマート設立」