「Global Marketers 2009」は、世界各国で広告を展開している企業の昨年の広告費を調査し、上位100社のランキング、企業や国・地域ごとの支出をまとめて分析したもの。今回の調査では、100社全体の広告予算のうち、6割が米国以外の国で使われていることが明らかになった。
最も注目されているのが中国市場で、全体の広告費のうち中国が占める割合は3.4%にすぎないが、100社のうち4割近くが中国メディアで広告を展開。なかでも、ケンタッキーフライドチキンやピザハットを展開しているYum Brandsは広告予算の5分の1を中国に投下している。この巨大市場での広告費は、今後ますます増加しそうだ。
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