出資金額は、200,175,000円。サービス開始から1年未満のベンチャー企業に対し、2億円規模の出資は稀なケースとのこと。
出資を決めた理由として、株式会社ジャフコの担当者・藤井淳史氏は、「綿密な調査の上にしっかりとした事業計画が立っていること、既存の市場に流動性を生むことが期待されるビジネスモデルであること、代表の南氏が思慮深さと行動力の両方を兼ね備えていることを評価した」と述べた。
求人サイト「ビズリーチ」は、年収1,000万円以上の求人情報に限定しており、仕事を探している登録会員が料金を払う仕組み。さらに直近の年収が750万円以上ないと会員登録できないが、2009年4月のサービス開始から11ヵ月で会員数は1万6,000人を突破した。
南氏は出資を受け、「マーケティング投資により媒体としての認知度アップを目指し、企業の採用担当者(人事者)向けの新事業を2010年5月より開始します。年収1,000万円というと限られたターゲットのようですが、潜在市場規模は最大240万人程度と計算しており、3年後には30万人の会員獲得を見込んでいます」と、今後の事業展開と成長性を示した。