SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

滝井秀典のすぐわかるキーワードマーケティング入門

ネット広告でキーワード設定に悩んだ時の「目からウロコ」的解決法


検索エンジンマーケティングにおいて、キーワード設定というのはなかなか思いつかないもので、頭の痛い問題だろう。今回はそのような悩みに対して簡単な解決法を伝授しよう。

キーワードには「○○を作成する」など動詞含みのアクション言葉を

「どんなキーワード(言葉)に広告を出せばいいのかわからないんです」。

 上記は、検索エンジンマーケティングに取り掛かろうとする起業家が、必ず最初に抱える悩み事である。インターネットビジネスは、目に見えないので非常にわかりにくい。いわんや検索エンジンに入力される「言葉(キーワード)」を自分の頭の中だけで想像するのはきわめて難しいことなのだ。

 しかし、この問題にはとても簡単な解決策がある。それは「動詞含みのアクション言葉を探せ」ということである。具体的に「動詞含みのアクション言葉」とは、例えば「ホームページ作成」「脂肪吸引」「ノロウイルス対策」などのキーワードを指す。ヤフーやGoogleなどの検索エンジンでは、「○○を作成する」「○○を吸引する」「○○の対策をする」といった「動作」を表す言葉は、お客さんが反応する確率がきわめて高いのである。これは選択するキーワードだけの問題ではない。

 キーワード広告のタイトルや説明文にも、「商品名」や「企業名」よりも、「ノロウイルス対策に最適」といった動詞含みもアクション言葉を入れたほうが、これまでのデータ上はるかに商品が売れやすいことがわかっているのだ。コンバージョン率で見た場合、アクション言葉を入れないケースと比べて倍以上の差がつくこともある。

キーワードにはアクション言葉を

動詞が人に注目される理由

 では、いったいなぜ「動詞」が含まれる言葉をキーワードとして選択したり、広告の中に入れるとお客さんの反応が上がるのだろうか。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
インターネット時代は「言葉の時代」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
滝井秀典のすぐわかるキーワードマーケティング入門連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

滝井 秀典(タキイ ヒデノリ)

日本大学芸術学部卒業。株式会社キーワードマーケティング研究所 代表取締役。 インターネットで検索されるキーワードの投資対効果を瞬時に見分けられる「言葉の研究家」。広告代理店事業、データベースマーケティング会社を経て独立。起業後わずか3ヶ月でペット関連事業のネット通販サイトを業界売上日本一にする。現在は、自ら「売れるキーワード」を発掘し、年...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/05/07 16:24 https://markezine.jp/article/detail/1105

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング