2007年初頭、YouTubeは人気の高い動画作者に対して報酬を支払うパートナープログラムをスタート。人気のある動画をコンスタントにアップロードするユーザーをYouTubeのパートナーとして認定し、動画によって報酬を得る道を提供した。
これまではYouTube側が選んだユーザーをパートナーとして認定するかたちだったが、今回の発表によって、米国とカナダ在住のユーザーでパートナーになることを希望する人は、誰でも参加を申し込むことができる。パートナーになると、自分がアップした動画のうち、収益を得るために提供する動画を決め、その動画の周辺に表示される広告収益の一部を得ることができる。
YouTuneは数か月前、パートナー候補として選出されたユーザーに対してこのプログラムを提案し、すでに100人以上がプログラムに加わっている。そのうち100万以上のPVを獲得したクリエイターは1か月で数千ドルの収入を得たという。YouTubeは、今回のプログラム参加の呼びかけによって、マーケターもキャンペーンに利用できる動画の質と量が高まるというメリットが得られるとしている。
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プレスリリース:"YouTube Partner Program Invites Video Makers to Earn Money; Marketers Take Note"
・「YouTube、人気のある動画作者に広告収入を与えるパートナー制度をスタート」
・「動画共有サイト「AmebaVision」で、投稿者に広告収益を還元」
・「YouTubeもmixi動画も片っ端から横断検索、気に入った動画を登録できる「Woopieチャンネル」」
・「Googlerになって傑作動画を発掘!グーグルがYouTube関連職を採用開始」