Webマーケティング活用は“当たり前”の時代
ブロードバンドの普及に伴い、インターネットユーザー数は加速的に増加し、マーケターにとってWebマーケティングを活用することはもはや“当たり前”となりつつある。しかしながら、その定義はまだ明確ではなく、活用範囲も、市場調査・広告宣伝・販促と多岐にわたると言えるだろう。そして、実際に活用する担当者に立ちはだかる大きな壁は、ITの専門用語が頻繁に使われることと、技術の進化が早いため、次々と新しい手法が登場し、いざ実践するタイミングがなかなか掴めないということだ。以下に5つ挙げるキーワードは、Webマーケティングを活用する上で必須のキーワードであり、マーケターにとっては、必須の知識だ。
キーワード1:ブログ
そもそも、ブログは個人が手軽に使えるコミュニケーションツールとして登場した。しかし、ここ数年はビジネスへの活用が普及している。その活用手法としては、ビジネスブログ等に代表される「情報発信ツール」としての側面と、社員同士で情報を共有する「情報共有ツール」としての側面が挙げられるだろう。また、最新の手法としては、クチコミマーケティング、バズマーケティングの流れから、「媒体」として個人のブログを活用するなどの動きもでてきている。
キーワード2:アクセス解析
Web活用による企業の収益性向上が求められている昨今、Web投資の費用対効果を可視化する手段として登場したアクセス解析の重要度は近年さらに高まりつつある。マーケッターにとって、従来のマーケティングとWebマーケティングの違いを考えたとき、この「アクセス解析」のタスクがあるかどうかという点は大きなポイントだ。有料/無料のツールがいくつかでているが、アクセス解析を生かす上で最も重要なことは、「データをどう読み解くか」という点と言える。逆に、データを読み解くことができれば、強力なマーケティングツールになることは間違いない。