JR東日本、JR東海およびJR西日本の3社は、各社のICサービスの相互利用を2008年3月29日から開始することを発表した。これによって、JR東日本の「Suica」、JR東海の「TOICA」、JR西日本の「ICOCA」のいずれか1枚を持っていれば、それぞれのICエリア内の各駅を発着駅とする在来線に乗することができる。すでにSuicaとICOCAの間では相互利用が実現しているが、そこにICOCAが加わったことになる。ただし、各ICエリアをまたがっての利用は不可というのが残念。
また、Suicaと並んで首都圏で利用を延ばしているPASMOも、現在首都圏のみに限られているSuicaとの相互利用を、2008年3月15日からSuicaの全利用エリアで可能とすることを発表している。
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