comScoreが発表した資料によると、2007年12月の世界の検索件数は662億件、そのうちトップ3は、Googleが413億件、Yahoo!が85億件、続いてBaidu.comが34億件。4位はMicrosoftで19億件となっている。各検索エンジンのシェアは、Googleが62.4%、Yahoo!が12.8%、Baidu.comは5.2%となっており、これまで3大検索エンジンの一角をになっていたMicrosoftのシェアは2.9%に下がっている。
このデータは、1月23日に発表された、百度の日本国内での本格サービス開始に合わせて発表されたもので、百度が世界の検索市場を塗り替える可能性があることを示唆している。
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