リニューアルが行われた「@niftyニュース」では、AERA、読売ウイークリー、SAPIO、ナショナル ジオグラフィック、SPA!、クーリエジャポン、週刊ダイアモンドの7誌から、ニュース速報記事に関連した、より深い内容の雑誌記事を毎週約20本配信。天気予報、テレビ番組表、株価・為替情報など、各ニュースカテゴリに関連した生活お役立ち情報を表示するほか、ニュースカテゴリ別の記事アクセスランキングや関連記事・キーワードを表示し、サイト内の回遊を強化、注目ニュース、雑誌記事の見出しのRSS配信も行う。また、3月中旬からは、@nifty内の検索関連サービス「@niftyツールバー」「瞬!ワード」「瞬!コレ」とのコンテンツとの連携もスタートする。
ニフティはこのリニューアルについて、「@niftyニュース」を@niftyのトップページに代わるコンテンツ全体をつなげるサイトとして展開する布石としている。現在の@niftyのトップページでは、以下のようなデザインでコンテンツを提供中。
トップページといえば、今年の1月にトップページを全面リニューアルし、気になるニュースにすばやくアクセスできるようになったYahoo! JAPANが思い浮かぶ。ネットレイティングスが2月末に発表した調査結果では、全体の利用者数はリニューアル前後でほとんど変化がないにもかかわらず、トップページ(yahoo.co.jp)から誘導されるYahoo!ニュースの「トピックス」(dailynews.yahoo.co.jp)は、前月比260万人(13.6%)の増加。個別の記事や写真・動画ニュースを掲載している「Yahoo!ニュース」(headlines.yahoo.co.jp)も128万人(7.3%)増加しているという。
ニフティは、まずニュースサイトの全面リニューアルに着手し、トップページに取って代わるものに成長させようとしている。その路線にはYahoo! JAPANのトップページリニューアル成功も大きく影響しているのではないだろうか。
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