両者の共同研究は、ジョルダンの「乗換案内」の膨大なログデータを活用して行われ、実際に「乗換案内」の利用者が入力した誤りを含む駅名文字列のデータを使って、誤りを含む駅名と正しい駅名の文字列の結合を実現するための、文字列類似度検索手法にもとづく高速クリーニング手法を開発。開発された駅名候補表示機能を、ジョルダンの携帯電話向け有料サービスである「乗換案内NEXT」に導入した。
これによって、ユーザーが駅名などの名称がはっきり思い出せないなどの理由で、不正確な駅名を入力した場合でも、高速に正しい駅名で検索することが可能となる。今回の実用化は、東京大学の産学連携共同研究のスキーム「Proprius21」に基づく研究成果の実用化第一号となる。
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