家族や友達がほしがっているものをプレゼントして驚かせたい――そんなときにAmazonの「ウィッシュリスト(ほしい物リスト)」は大いに役立つベンリなサービス。Facebook向けに提供が始まった2つのツールのうち、“Amazon Giver”は、自分のフレンドが、Amazonのウィッシュリストに何を登録しているかを見ることができる。Facebookのユーザーはリストから、プレゼントしたいものを選んで購入することが可能になる。また、“Amazon Grapevine”は、フレンドがAmazonでウィッシュリストを更新したり、レビューやタグを書いたりすると、ニュースフィードを更新するツール。
いずれのツールも情報を共有できるのは、Facebookユーザーのフレンドで、互いに情報共有を選択した者どうしに限られる。日本国内では今週、Amazon.co.jpで名前とメールアドレスを入力してウィッシュリストを検索する「ほしい物リストサーチ」サービスで、多くのユーザーの個人情報やほしい商品情報が閲覧可能になっていることがネットで話題となった。しかし、この問題はAmazonユーザーの多くがウィッシュリストの初期設定が「公開」であることに気づかなかったために、多くのリストが誰でも検索可能な公開設定のままになっていたことが原因。Amazon.co.jpでは現在「ほしい物リストサーチ」で検索するとエラーが表示され、実質的に検索不可となっている。
【関連リンク】
・Amazon、個人情報が検索できる「ほしい物リストサーチ」を現在閉鎖中?
・ユーザー数25万人突破記念、仮想通貨「モリタポ」とAmazonギフト券が交換可能に
・米Amazon、日本からのユーザーには代金と送料を円で表示する新機能を導入
・【5分で理解】行動ターゲティングの上を行くfacebookのソーシャルターゲティング広告
・アマゾン出版社別売上ランキング、「造顔マッサージ」「のだめ」の講談社が1位