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サブプライムローン問題発覚後の日常生活を、35組の家族がリアルに語るCNNの経済特集

 35組の家庭のうち最初に登場するのは、ジョージア州ダラスに住むフェリシア・テータムさん36歳。一男一女の母である彼女は、アフリカ系アメリカ人のシングルマザー。2007年に失業した彼女は定職を見つけるが収入は半減。そんなときに差し押さえにあい、毎月のガソリン代200ドルを払うために、化粧品と掃除用品のどちらを買うかを選ばなければならなくなったという。また、別のシングルマザーは、3年前に2才の子どもをガンで失ったとき、500万ドルの医療費のために破産を申請。その後、貯金をして新しい家を購入。2007年10月に住宅ローンの借り換えをしようとしたが、待ったほうがいいというアドバイスにしたがったところ、今度は資産価値が下がったという理由で断られ、差し押さえの危機に直面している。

 それぞれの職業は、機械リース業、リサーチ・サイエンティスト、ホテルのベルボーイ、コンサルタント、学生などさまざま、年代も20代から60代まで幅広い。ある人は具体的な金額をあげてガソリン代、ミルク代が高いことを訴え、ある人は個人年金からお金を引き出したり、追加の仕事を見つけてなんとかこの状況をしのいでいると語る。絶望している人もいれば、まだまだ人生捨てたもんじゃないという人もいる。さきほどの医療費500万ドルもそうだが、具体的な金額やエピソードのひとつひとつが興味深い。短い英文から生活がにじみでてくるようだ。

 これらの文章は家族の写真とともに紹介され、「NEXT」と書かれたボタンをクリックすると次々と閲覧できる。そして、35組のあとに表示されるのは「Your Story」という言葉。CNNMonyy.comは、あなたもこの数か月の自分の経済状況について、写真や動画と一緒に送り、共有するよう呼びかけている。

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2008/03/28 19:40 https://markezine.jp/article/detail/3003

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