SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

サブプライムローン問題発覚後の日常生活を、35組の家族がリアルに語るCNNの経済特集

 35組の家庭のうち最初に登場するのは、ジョージア州ダラスに住むフェリシア・テータムさん36歳。一男一女の母である彼女は、アフリカ系アメリカ人のシングルマザー。2007年に失業した彼女は定職を見つけるが収入は半減。そんなときに差し押さえにあい、毎月のガソリン代200ドルを払うために、化粧品と掃除用品のどちらを買うかを選ばなければならなくなったという。また、別のシングルマザーは、3年前に2才の子どもをガンで失ったとき、500万ドルの医療費のために破産を申請。その後、貯金をして新しい家を購入。2007年10月に住宅ローンの借り換えをしようとしたが、待ったほうがいいというアドバイスにしたがったところ、今度は資産価値が下がったという理由で断られ、差し押さえの危機に直面している。

 それぞれの職業は、機械リース業、リサーチ・サイエンティスト、ホテルのベルボーイ、コンサルタント、学生などさまざま、年代も20代から60代まで幅広い。ある人は具体的な金額をあげてガソリン代、ミルク代が高いことを訴え、ある人は個人年金からお金を引き出したり、追加の仕事を見つけてなんとかこの状況をしのいでいると語る。絶望している人もいれば、まだまだ人生捨てたもんじゃないという人もいる。さきほどの医療費500万ドルもそうだが、具体的な金額やエピソードのひとつひとつが興味深い。短い英文から生活がにじみでてくるようだ。

 これらの文章は家族の写真とともに紹介され、「NEXT」と書かれたボタンをクリックすると次々と閲覧できる。そして、35組のあとに表示されるのは「Your Story」という言葉。CNNMonyy.comは、あなたもこの数か月の自分の経済状況について、写真や動画と一緒に送り、共有するよう呼びかけている。

【関連リンク】
サブプライムから復調の兆しか  米中古住宅販売、7カ月ぶりに増加
原油高騰、サブプライム問題…「来年の景気は悪くなる」が大幅増【博報堂生活総合研究所調べ】
日本人が知らない「日本売り」や「ジャパンバッシング」  連日、豪州のテレビを賑わすトップニュースとは
ついに起こってしまった史上初の日米逆転

"America's Money - In their own words" (CNNMoney.com)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/03/28 19:40 https://markezine.jp/article/detail/3003

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング